12月初旬の冷たい空気の中、栃木県さくら市は「Vietnam Festival Tochigi 2025」の鮮やかな色彩で温かく包まれました。栃木県でベトナムフェスティバルが開催されるのは今回が2回目ですが、氏家駅前エリアで行われたのは今年が初めてで、この地域に暮らすベトナム人コミュニティにとって、まさに「日本の中のふるさと」のような時間となりました。

Vietnam Festival Tochigi 2025 は、12月6日と7日の2日間、11:00〜18:00まで さくらスクエア(さくらスクエア・氏家東広場)で開催されました。入場は無料で、ベトナム料理、音楽、伝統的な遊び、文化体験が一体となったイベントとして、多くのベトナム人と日本人の来場者でにぎわいました。
フェスティバルの中心となったバインミーシンチャオ
その中でも、バインミーシンチャオのブースは今年も目立つ存在となりました。午前中から夕方まで、温かいバインミーを求めて長い行列が途切れることなく続き、2日間で販売数は約2,000本に達しました。この数字は、ブランドの安定した人気を示すだけでなく、日本の冬の中で「ベトナムの味」を求める多くの人々の思いを物語っています。

バインミーシンチャオのCEOであり共同創業者でもあるブイ・タイン・タム氏は、スタッフとともに常にブースの最前線に立ち、一つひとつのバインミーと、ひと声の「シンチャオ」を大切にしていました。焼きたての具材、手際よく動くスタッフ、そしてお客様との笑顔のやり取り——そのすべてが、温かく親しみやすい空気をつくり出していました。
バインミーシンチャオは運営費の一部をサポートし、イベント側から感謝の品もいただきました。私たちにとってそれは単なる協賛ではなく、地域の皆さまと一緒に「出会いと交流の場」を育てていくという約束のようなものです。

色鮮やかで心躍るフェスティバル
フードエリアだけでなく、Vietnam Festival Tochigi 2025 では、ベトナムと日本のアーティストによるカラフルなステージも大きな見どころとなりました。民族舞踊、伝統楽器の演奏、若い世代によるモダンなパフォーマンスなど、多彩なプログラムが続き、赤いバックパネルに並んだベトナムと日本の国旗の下で、両国の文化が一つのリズムで響き合いました。

今年のフェスティバルをさらに特別なものにしたのが、22時まで続いた「ランタンエリア」です。ホイアンの街並みを思わせる100個以上のランタンが会場一帯を照らし、栃木の夜に小さなベトナムの風景を浮かび上がらせました。隣には、ベトナムの象徴でもあるノンラー(笠)の色塗り体験や、ベトナムらしいデコレーションのフォトスポットもあり、訪れた人たちは思い思いに写真を撮り、楽しい時間を過ごしていました。
ベトナムの彩りを広げる旅はこれからも続いていく
フェスティバルが終わったあとも、多くの人の心には、焼きたてのパンの香りとコーヒーの匂い、ステージから聞こえる音楽、そしてベトナム語と日本語が交じり合うにぎやかな声が残り続けています。ふるさとから何千キロも離れていても、栃木に暮らすベトナム人たちは、こうして集い、食卓を囲み、笑い合い、自分たちのルーツを確かめることができました。
バインミーシンチャオにとって、このフェスティバルに参加することは、単に商品を紹介する場ではありません。一つのバインミーをお届けするたびに、日本で暮らすベトナム人の皆さま、そしてベトナムを好きになってくれた日本の友人たちへ、小さな「ぬくもり」と「シンチャオ」を届けているつもりです。これからも、その期待に応えられるよう努力を続け、Vietnam Festival Tochigi 2026 でも、また皆さまとお会いできることを心から楽しみにしています。








